顎変形症ありがとう

27歳からスタート!保険適用・顎変形症の治療記録。船で大学病院へ通っています。

術後2日目〜3日目(入院7日目〜8日目)鼻づまりとの戦い>ドレーン取れる

手術後から鼻チューブが抜けるまでの約4日間。

鼻づまりとの戦いが始まりました。

ワイヤーで顎間固定している間は、歯の裏側からもプレートを当てているため口から呼吸ができません。

そのため鼻から満足に吸えない、吸える量が少ないというのは困るし恐怖でした。

が、解決しました!そのまとめから。

 

手術翌日の夜は、寝ている間に鼻が詰まったらマヂヤバイシヌと怯えていました。

眠りたくても、自分の鼻息もうるさくて眠れません。

たぶん鼻の通りさえ良ければ少しは眠れていたと思います。

 

1時間に1回は、ナースコールで鼻を吸引してもらいました。

瞬間的には良くなるのですが、3分後には元通り。

鼻水が乾燥からネバネバと固まって塊になり、

鼻腔を狭くしている感じ。

看護師さんによると、細い吸引チューブはサラサラとした水っぽい鼻水を取るのに向いていて、太いチューブは粘っこい鼻水の塊を取るのに向いているそうで、私は太い方でしてもらう方が好きでした。

 

【鼻吸引してもらう時のコツ】

・詰まっている方の鼻から先に吸ってもらう(逆だと窒息しかける)

・吸引中は、鼻から普通に呼吸をしてOK

・苦しくなりそうになっても、ゆっくりと深く呼吸をすれば大丈夫

・どこがどんな風に詰まっているか、わかる範囲で伝えた方が取ってもらいやすい

 

 

術後2日目から3日目は、

鼻チューブが継続しているため、まだ自分で鼻をかめませんでした。

正確には「鼻チューブが抜けなければ自分でかんでもいい」のですが、優しくかんでも何も出てこなかった‥

鼻づまりで看護師さんを呼び続けるのはらちが明かないと思ったので、

なるべくその回数を減らそうと、ケータイで調べながらノウハウを蓄積しました。

 

【効果的だった鼻づまり対策①】保湿方法いろいろ

・マスクの内側に、湿らせたガーゼやウェットティッシュ等を当てて保湿。ティッシュが乾いたらまた湿らせる。

・寝る前は、お湯をはれそうな場所にお湯をはる。(個室ならシンクや洗面器、大部屋なら枕元にコップなど)

・お湯を張ったコップを鼻の下に当てて蒸気を吸う。

・照明を当て、手鏡で確認しながら、湿らせた綿棒で優しく鼻の穴の汚れを取る。

・シャワーが浴びれるようになったら、シャワー中の蒸気を吸う。

・乾燥しないようにこまめにエアコンを切る。

・日中は、温かい飲み物や汁物をとる。

 ・鼻が乾燥して痛い時は、化粧水を綿棒に染み込ませて鼻の穴を優しく拭く。ベビーオイル(私は椿オイルを使用)等を綿棒に染み込ませ、鼻の穴の入り口から1cm以内に塗る。

 

 

 これらの方法は、全て効果がありました。ぜひ組み合わせてやってみてください。

共通しているのは鼻を保湿する、乾燥させないということです。凄く大事です。

でも、自分で鼻をかめなくて鼻が詰まって苦しい時は、まず吸引してもらってください。そのあと上記を試し、鼻水の固さや状態をコントロールするといいと思います。

 

 

さて、とっておきのやつです!!

術後4日目、鼻チューブが取れた翌日に考案した方法です。

【凄く効果的だった鼻づまり対策②】鼻水を柔らかくしてティッシュでかむ方法

①ひたひたに湿らせた綿球(ティッシュ等)を詰まった鼻に詰める。

②横になり、鏡を見ながら①にスポイトで水を数滴落とす。

③数分待つ。

③起き上がり、ティッシュで優しく鼻をかむ。(ダメなら①から繰り返す)

 

 この方法は、抜群に効きました!!

面白いくらい出るわ出るわで、本当に鼻が楽になりました。

それからというもの看護師さんに鼻吸引をしてもらうことは無くなりました。

 

※ただ、常習的に真水を通すと鼻の粘膜をおかしくするそうなので、入院中の間だけと割り切ってやりました。本当は、生理食塩水や専用の点鼻薬がいいそうです。

普段から鼻づまりの方は耳鼻科に相談されてくださいね。

 

 

 

鼻息ムンムンで、ここまで書きましたが、

普段使っている鼻炎や花粉症等のお薬などを持っていたら、使わせてもらえたそうなので、もっと楽だったろうと思います。私はそういう薬を持ってなかったので

私にとっては、術後は何よりも鼻づまりが大変でした。

 

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では、ここから日々の記録。

【術後2日目(入院7日目)】

・個室から2人部屋へ移動しました。荷物の移動は全て看護師さんがしてくれ、私は自分を移動しただけ。

・点滴は、抗生物質や痛み止め等を入れていました。

・点滴車を押しながら、自力でトイレに行き始めました。

・タンがたまに出て息ができなくなり、怖い時が何度かありました。看護師さんに確認すると「タンは飲み込んでもいいけど、飲み込めない時は(ちょっと大変だけど)吸引するからね」と言われまして、なんとか吸引のお世話にならずに済みました。

・熱は38度前後。冷えピタやアイスノンをもらっていました。高熱で頭だけぼーっとしていました。

・午後、レントゲンを取りに行きました。長距離移動はフラフラするので、安全のため車椅子で移動。

 ・チューブ類が喉に当たって常に違和感があり、ゴックンする度に痛みました。でも、耐えられないほどではなく、喉風邪の時の痛みに近かった。

・患部の痛みはこれといってありませんでした。たまに左奥歯がジンジンしたけど、耐えられないほどではなく。

・ドレーンで口が開いてしまっているため、立ったり、座ったりするとヨダレがよく垂れました。移動する時はマスクにティッシュを挟んでいました。病室では、頻繁に自分でヨダレを吸引しました。

 ・この日の夜も、ほとんど眠れませんでした。細切れに30分とか眠るくらい。

 

【術後3日目(入院8日目)】 

昼食〜経口流動食(12:30)       夕食(18:00)

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・部屋が大部屋(4人部屋)に移動になりました。荷物は全部看護師さんが移動してくれました。またも私は自分を移動しただけ。

 

・昼食から経口流動食がスタートしました。スポイトにチューブを付け、チューブを口の横から差し込み3mlずつとかチビチビ飲みました。

痺れているため吸い込むタイミングが合わず、よくこぼしましたが、諦めずに1時間以上かけて食べました。

《流動食メニュー》お出汁、コーンスープ、カルピス、重湯、カフェオレ、りんごジュース、味噌汁、オレンジジュース、甘い紅茶、ビシソワーズ、牛乳など。

・昼食時から鼻チューブは抜け、開放感を味わいました。

 

・患部の痛みはこの日もありませんでした。

・15:00頃ドレーンが取れました。ドレーンを抜く時筆談で痛いのか聞きましたが「気分が悪くなる人はいる」との事でやや緊張。でも大して痛くなくてホッとしました。

・19:00頃最後の抗生物質の点滴が終わり、点滴の針が外されました。

・術後初のお風呂に入りました。気持ちよかった〜〜!

・熱は38度前後。冷えピタやアイスノンをもらっていました。昼間は少し下がり37度台で、夜は38度台というのが継続していました。骨を切っているので、身体は大変ですから、熱が出ることは珍しくないそうでした。

・夜は少し眠ることができました。

 

でも、その熱にうなされることになるとは・・・