顎変形症ありがとう

27歳からスタート!保険適用・顎変形症の治療記録。船で大学病院へ通っています。

術後7日目〜8日目(入院12日目〜13日目)ワイヤー取れる&ストレスMAX

【術後7日目(入院12日目)】〜ワイヤー取れる〜

f:id:orinto:20170320171124j:plain昼食から五分粥・五分菜食が始まりました

・朝食まで流動食をスポイトで食べました。

・熱の心配がなくなったので、個室から子ども部屋に移動になりました。なぜ子ども部屋なのかというと、部屋が足りないから!赤ちゃんに混じって、28歳既女混じる。

・9:00頃、ワイヤーが外されました!口を開けるのが1週間ぶりなので嬉しさよりも、怖さが勝りました。すぐさま、先生がゴムで仮固定をしてくれました。

・12:00頃 点滴している腕にカバーをしてもらい、4日振りにお風呂に入りました。

・13:00頃 昼食から五分粥・五分菜食が始まりましたが、食べ方がわからない。

看護師さんにゴムを外してもらいながら、とにかく少しでも食べるんだとアドバイスを受けました。「噛んでる位置が前と違うから最初は食べ方がわからない人が多いよ。でも、少しずつ慣れていく」らしいです。

・でも食べるのはしんどかった。口がメリメリと音を立てて、1cmくらいしか開かないし、痺れていて唇もうまく動かない。スプーンを使っているのにボトボトこぼしながら食べていました。お腹が空いていたので、本当はもっと食べたかったけれど、半分残しました。

 

・14:30〜15:30 矯正科受診 ゴム固定を教わりました。

f:id:orinto:20170320173150j:plainゴム掛け指導図

教わったはいいものの、これを奥歯にどうやって引っ掛けるんだ?

口も唇も感覚がないので全然言うこと聞かないし、口内のお肉はボロボロに腫れているので。ゴム掛け用ピックとお箸や指を使って、初日は15分ぐらいかかりながらゴム掛けしていました。

※退院時には2分でできるようになりました。術後3週間では30秒に短縮。

 

なんだか楽しみにしていた食事は憂鬱でした。

食事の度にゴムを外して、食後にまた付け直す。

その間に、感覚のない口にむかって歯磨きもしなきゃいけないんだ。。

 

 

 

【術後8日目(入院13日目)】〜イライラMAX〜

五分粥・五分菜食(左から朝食・昼食・夕食)

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・食事はゴム掛けのせいで憂鬱だけれど、ご飯を目の前にするとこうしてまた食べられるようになったことが嬉しかった。お粥はそのままでも私にはとても美味しかったです。

・ゴム掛けは少しでも前向きにと、タイムを計りながら、実況中継っぽくやってました。

お〜っと、ゴムを手に取った〜!!第一ラウンドがスタートだ!お肉をかき分けて、あ゛あっ!!右ほほに指を突っ込んだ〜〜〜〜〜!!隙間から奥を探る作戦のようだ〜〜!!!」・・・みたいな感じで(笑)

こうすると少し楽しめました。

 

・部屋は相変わらず子ども部屋。子どもたちは可愛いのだけれど、自分がここにいる違和感・場違い感がすごかった。

・高熱のため再開していた点滴がようやく外され、お風呂が普通に入れるようになりました。

 

・夜になり、術後の経過の自撮り写真を見ていたら、沸々とイライラしてきました。

 

ワイヤーを取ったら楽になると思っていたけれど、

ゴム掛けは大変だし、痺れは強いし、良くなっている実感がない。

顔の腫れは少しは引いたけれど、相変わらずぷくぷくしていてわからない。

鼻の形が少し変わったし、これが変形? 腫れが引いたら落ち着くの?

正中がジグザグしている気がする。

子ども部屋から出たい。

夫から3日連絡がない等‥

 

このモヤモヤっぷりはイカんと思い、夫に連絡しました。

夫は仕事が忙しくて連絡もままならなかったようで、そこは置いておきました。

 

そして話を聞いてもらっているうちに

今後の回復の見通しや目安などの説明がないから不安でイライラしているということに気づきました。

それまでは、「鼻チューブがいつ取れるか」、「ドレーンがいつ抜けるか」、「ワイヤーがいつ外れるか」などという目標がありました。

また、「後少しで楽になる」、「少し気持ち悪いかも」などと回復や症状に対するアドバイスもありました。

でも、その日は、そうした目安や期間が全て現状に追いつき、この先どうなっていくかがわからない。説明が丁度途切れたタイミングでした。

 

先生や看護士さんがそばにいるのに、説明をもらえるまで、ネットで同じ治療を受けている患者さんを調べるしか情報が得られないことの歯がゆさ。

 

だから、質問したいことをノートにまとめました。

その直後に病室に来た看護師さんに、遠慮しないで聞いてみました。

すると質問のほぼ全て、答えてくれるではありませんか。

あぁ、聞けばよかったんだなぁ。

遠慮していてはダメだ。

 

翌日、看護師さんから先生にも話が伝わったようで、

今後の回復の見通しや、顎や口の筋肉のリハビリ法などについて話を聞くことができました。